看護師の夜勤って稼げるけど結構きついバイトなんだよね。。。
いっそキャバクラなんてどうなの?
夜中に仕事をするのであれば、もっと稼げそうなキャバクラと比較してみたい!
そんなお声に応えて、看護師の夜勤バイトVSキャバクラで調査をしてみました。
看護師の夜勤バイトVSキャバクラ、どっちがおすすめ?
比較したいことは業務内容や給料、ライフスタイルや仕事の難易度などですよね。
両方のメリットデメリットを知った上で、あなたにどちらがおすすめなのかをご紹介しましょう。
お世話好きなら夜勤看護師向き、気配り上手はキャバクラ向き
まずは業務内容から比較していきます。
向き不向きもあるのでどちらが難しいとは言いがたいところです。
ルーチンワークが好きな方には看護師夜勤がおすすめです。
そして接客や営業、気配りが得意な方はキャバクラに向いていますよ。
どちらがあなたに合っているのか詳しく見ていきましょう。
看護師の夜勤バイト:生活介助や巡回などの看護師業務
看護師の夜勤バイトが行われているところは病院やクリニック、診療所などになります。
夜の病棟内勤務ですね。
夜の申し送り、メディカルチェックや朝と夕の食事、お風呂、排泄介助などの生活介助や巡回などを行います。
そして入院患者の急病の対応、救急であれば夜間救急外来の対応などになります。
行う業務は昼に勤務している看護師業務とさほど変わらないため、看護師業務になれている方には楽に感じるでしょう。
キャバクラ:接客やメール営業、バッシングなど幅広い業務
キャバクラの仕事は意外と幅が広いです。
お客さまとのトークやお酒を作ることくらいしか知りませんが、実際にはたくさんあります。
灰皿の処理やテーブルの片付け(バッシング)なども行います。
最初は先輩の付き添いとしてお話をしたり、オーダーなどの細かい補助から始まります。
キャバ嬢が行う営業としてはお客さまにメールや電話、同伴やアフターで個人的なお付き合いをする方もいます。
そのため、固定客をつかむためにプライベートでもお客さまと会う人もいます。
日々お客様が変わるので、お客様に合わせて対応を変えなくてはいけません。
元々機転が効く方には向いている職種だと思われます。
どちらも昼夜逆転&労働は10時間超え
ライフスタイルはどちらも夜が中心になり、昼夜逆転の生活になるでしょう。
どちらも勤務日数に関してはどれくらい入るのかはあなたが決めることができます。
ただし労働時間は両者とも10時間を超えます。
看護師の夜勤は13~15時間の固定になります。
一方、キャバクラは長くて10時間+営業の変動制。
勤務時間はキャバクラの方がやや短いのといえるでしょう。
看護師の夜勤バイト:13~15時間の固定勤務(ただし仮眠あり)
看護師の夜勤の勤務時間は2部制か3部制かによって異なります。
2部制の場合は夕方の17時30分ごろからは勤務にあたります。
翌朝の8時30分ごろまでになるので、13~15時間勤務です。
3部制の場合は常勤が終わった後の夕方17時から深夜の24時までの7時間勤務の準夜勤があります。
夜勤は深夜の11時30分から翌朝の9時30分ごろまでの8~10時間程度になります。
最近は人件費削減や申し送りの回数を減らして効率をアップさせるために2部制のところが多くなっています。
そのため、夜勤専従バイトになるとライフスタイルは昼夜逆転になります。
夜勤明けに睡眠を取り、夕方に起きるという生活を繰り返します。
2日に1回の夜勤、もしくは2勤3休などの働き方をする方が多いようです。
ライフスタイルは逆転してしまいますが、仮眠を取ることができる病院がほとんどです。
3時間程度の大きめの休憩もとれるので、実際の稼働時間は短いです。
キャバクラ:10時間前後+同伴&アフターの変動制
キャバクラの入りの時間は18~19時に開店します。
ただし副業として行っている人もいるので、毎日フロアに入る方もいれば週に数回勤務の人もいます。
開店は18時でも、事前準備で時間がかかります。
夕方の16時からメイクや衣装決め、ヘアセットやフロアセットを始める人もいます。
閉店時間は深夜の1時や2時になりますが、中には終電に乗って帰るバイトの子もいて、さまざまです。
実際の勤務にかかる時間は16時~深夜2時までの長くて10時間となります。
ただし、同伴やアフターがある場合はこの勤務時間では収まりません。
同伴ではお店が開く前からお客さまのお相手をしてからお店に入るのです。
そしてアフターの場合は営業時間が終わった後にお客さまとデートやお食事などをします。
これらを行った上でさらに勤務となると、労働時間は12時間を優に超えます。
そして勤務時間外は営業メールや電話をするなども必要になりますので、時間外労働も多いのです。
もちろんこれらは行わないキャバ嬢もいますが、最初はがんばらないと固定客は付きません。
本格的にキャバ嬢で生活しようと考え他場合は必要な勤務時間になってきます。
能力があれば短い勤務時間で給料が出ますが、慣れないうちはプライベートの時間を切り崩してでも出勤しなければなりません。
キャバ嬢は勤務時間だけでは十分な対価がもらえない可能性のある、ギャンブル性のある仕事なのです。
固定給で安定派の看護師夜勤、実力勝負派のキャバクラ
続いては気になるお給料勝負です。
安定性を求めるのであれば固定給の看護師夜勤がおすすめですね。
一方、キャバクラは上手くいけば看護師よりもずっと稼げるようになります。
売上や人気で給料が左右されてしまう変動制は、人によって善し悪しといったところでしょう。
看護師の夜勤バイト:平均日給310,000円の固定給
看護師の夜勤専従バイトの場合、給料は日給で計算されます。
2部制の場合、28,000~40,000円、平均日給は31,000円です。
金額の違いは急性期、慢性期かどうかや病院の規模、地域によります。
3部制の場合は勤務時間が短いので、深夜勤帯の日給は18,000~25,000円です。
時給にするとおよそ2,000円になります。
夜勤専従の場合は72時間ルール(1ヶ月に夜勤には入れる上限時間)は適用されません。
そのため月に10回の勤務で月給30万円ほどになります。
キャバクラ:平均日給12,000円+売上の変動給
キャバクラの場合は時給が地域によって異なりますが、およそ1,800~3,000円です。
未経験者であれば平均は2,000円が妥当でしょう。
勤務時間が6時間とすると、1日に稼げる金額は12,000円です。
この金額に、差し引きで10%程度はヘアメイクやお衣装代、送り代(タクシー代)などがかかってきます。
そのため手取りはさらに少なくなります。
合計すると夜勤バイトに比べて非常に少ない時給になってきますよね。
ただし、ここに指名や売上がのるとプラス数万~数十万円アップします。
さらにもらえる方はお客さまからのプレゼントや臨時ボーナスもあります。
人気があればこの給料の限りではない、というわけですね。
まったりなら看護師夜勤、未経験には厳しいキャバクラ
仕事の忙しさや慣れやすさを比べてみました。
看護師夜勤は常勤経験者であれば仕事もすぐに理解できますし、研修もあるでしょう。
しかし、キャバクラはお客さま対応をはじめ、一からすべてを学ばないといけません。
さらにコミュニケーションを駆使して顧客獲得の営業まで、自分で力を身につけていく必要があります。
経験値の高さやマニュアルありの看護師夜勤が大幅にリードです。
看護師の夜勤バイト:経験者にはかなりまったりで楽
看護師の夜勤は普段の常勤よりも比較的楽にお仕事をしています。
その理由は20時~21時以降は消灯時間となり、そこからは主な仕事が巡回業務になるからです。
もちろんナースコールが全くないということはありません。
それでもバタバタ忙しい常勤を経験している人からすると、かなりまったり仕事をしている状態になります。
業務も常勤のように細かいものは少なく、事務作業も時間があり余っている日が多いのですぐに終わります。
とくにターミナル期の病棟はかなりのんびりしています。
常勤を経験している人には物足りないと思う方もいるほどなので、すぐに仕事に慣れることができるでしょう。
キャバクラ:忙しい&未経験者にはとても難しい仕事
キャバクラに関しては地域や店舗によりますが、忙しいところはとにかく忙しいです。
ひっきりなしにお客様が来てヘルプに入ったり、お酒を作ってバッシングをして・・・
お店に入ってすぐのころは細かい仕事を行います。
そして少しずつお客さまを獲得するために、会話に入って名刺交換をしてお客さまのお気に入りにならなければいけません。
そのころには少しずつ指名がもらえるように成長しないといけないのです。
ただお酒を作って笑っておけばいいお仕事ではないのが難しいところです。
仕事に慣れるまでには個人差がありますが、非常に難しいと思います。
キャバクラのお仕事は慣れや仕事ができるだけでは通用しません。
コミュニケーションを通じてお客様の心を引き付け、あなた目当てにお店に来てもらえるようにならなければいけないのです。
キャリアが積めるのは看護師夜勤、30歳引退のキャバクラ
キャリアや長期での観点から比べてみましょう。
どちらも長く勤務はできず20代まで、もしくは結婚するまでで同じくらいの期間でしょう。
ただし、キャリアの観点から見ると大きく異なります。
夜勤は看護師経験として評価を受けることができますが、キャバクラは履歴書に記載できません。
キャリアを積めるのは圧倒的に看護師夜勤と言えます。
看護師の夜勤バイト:仕事は30歳前後まで、キャリアは積める
看護師の夜勤は生活が昼夜逆転するので身体が持たず、あまり長期的には続けられません。
拘束時間も長いので、結婚したりすると続けることがさらに困難になります。
そのため長くて結婚するまでになります。
ただし、夜勤経験を持っておくことで再就職にも有利になります。
年齢を重ねて子育てが終わった後、改めて夜勤専従のアルバイトをする人もいます。
長期的に続けられなくても、いくつになっても務めることができる上に看護師スキルとしてカウントされます。
キャバクラ:30歳で引退、キャリアなし
キャバクラは見た目や容姿を売る職業です。
そのためおおよその年齢制限があり、その年齢は30歳程度と言われています。
これはあくまで目安ですが、未経験の方はさらに年齢を重ねると厳しくなります。
その上、キャバクラ勤めは履歴書にもかけないので、経歴に穴をあける形になります。
転職にも不利になるキャリアなので、長期的展望はあまり明るいものではありません。
看護師の夜勤バイトVSキャバクラ、どっちがおすすめ?まとめ
以上で比較対決は終了です。
あなたが魅力を感じたのはどちらでしたか?
客観的に見て、どちらが良かったのかを把握するためにまとめておきましょう。
業務概要に関しては看護師夜勤は患者の身の回りのお世話や介助、巡回などの基本的な看護師業務です。
キャバクラはオーダーやお酒作り、会話やヘルプ、バッシングなどお客さまが気持ちよく過ごせるための気配りをします。
お世話好きなら夜勤看護師、気配り上手であればキャバクラが向いていますよ。
ライフスタイルはどちらも昼夜逆転生活になります。
就業時間は夜勤が13~15時間、キャバクラは長くても12時間程度。
キャバクラの方が縛られる就業時間は短くなります。
気になる給料ですが、看護師は安定性があり時給平均は2,000円、日給平均30,000円です。
キャバクラは時給平均2,000円ですが、人気が出ると給料が大幅にアップします。
安定派は看護師夜勤向き、実力派はキャバクラ向きです。
経験値の高さやマニュアルありなどから、看護師夜勤が仕事の慣れやすさは優勢ですね。
キャバクラは一から学ばないといけないため、かなり大変になります。
そしてどちらも大抵が20代までの勤務ですが、キャリアが残るのは圧倒的に看護師夜勤です。
キャバクラは水商売になので、再就職には不向きですね。
これらの結果から、看護師の夜勤バイトの方が働きやすいと考えられます!
安定性や将来性、そして世間体にも良い職業です。
看護師とキャバクラのどちらが良いのか悩んでいるあなたには、メリットの多い夜勤看護師をおすすめしますよ。