採血のみの看護師バイトの勤務先をご紹介
採血のみのの仕事があるのはこんな場所
・病院の採血室
・献血ルーム・献血車
・健診
・治験
これらの中でも採血のみの仕事は、病院の採血室や日本赤十字社の献血ルーム・献血車が主です。
そのほか、地域包括センターや市での健康診断の募集、そのほかにはまれに治験で行われています。
中には真空管採血が技術として必須と掲げているところも多くみられます。
それでは、詳しい業務や求人内容を見ていきましょう。
病院の採血室
病院の採血室は、外来診療が終了すれば採血室も終了します。
電子カルテへの記載などといった業務もなくほぼ残業はないと言われています。
献血ルーム
献血ルームや献血車では、シフト制なので夜勤はないものの土日・祝日勤務はあります。
とはいえ、バイトであれば契約次第で土日や祝日のお休みもとれます。
時間も決められた時間のみの勤務・単発での勤務ということも可能です。
ただし、献血車の場合は準備と現場までの移動もあります。
出向く場所によっては集合時間が早かったり、残業も出てしまうかもしれません。
しかし、移動による残業代は出るので安心してくださいね。
健診
健診では、採血担当の他にも身長・体重測定や視力・聴力検査などもあり、どこを担当したいかは希望をとり決定します。
因みに健診では採血よりも他の業務が人気であることが多いようです。
また、健診は春と秋に行われることが多く、バイト募集も限られた期間のみとなります。
治験
治験はかなりレアなバイトです。
治験では、1日に同じ患者に決められた時間ぴったりのタイミングで数回採血します。
神経質な仕事になるので、他の採血バイトとはまた違った緊張のある業務です。
バイト 採血が非常勤看護師に人気の理由
採血が非常勤看護師に人気の理由は、4つです。
1 雑務が少ない
通常の看護師の仕事では、看護記録や看護計画などの雑務が多くあります。
採血のみのバイトだとこれらの作業がないため、その分負担が少なくなります。
こうした面も採血バイトが人気の理由のひとつです。
2 残業がない
多くの場合、残業はありません。
病院の採血室は外来が主ですから、診療時間が終われば仕事はそれでおしまいです。
病院によっては、採血室のほか病棟も担当することもありますが、こちらも勤務時間内に行うため残業はありません。
ただし、献血車の場合は交通状況などにより移動時間が予定よりかかってしまうこともあり、終了時刻が多少遅れることも考えられます。
3 短時間可
午前中のみや午後のみ、そして決められた時間に入院患者さんの採血をしてまわるなど、勤務時間は様々です。
そのため、幼稚園児など小さい子のいるママに人気があるお仕事です。
普段はゆとりを持って働きながら、時間が取れるときに単発バイトを入れるなど
いろいろな働き方ができるのが魅力ですね。
もちろんフルタイムのバイトもありますよ。
4 人間関係が楽
病棟ナースの場合、患者さんと長く接する分コミュニケーションが多く必要になってきます。
チームワークも必要となり、ほかの看護師とのコミュニケーションも大切です。
一方、採血のみのバイトの場合は採血スピードが重視されるため、患者さんと接する時間が少ないです。
そのためコミュニケーションが苦手なタイプでも働くことができます。
黙々と集中して業務を行いたい人にも向いているお仕事ですよ。
採血のみの看護師バイトの求人の見つけ方
採血が得意な看護師はたくさんいます。
単発や短期で土日休みも多いなどのことから、採血バイトは非常に人気の高いバイトなのです。
人気が高いゆえに求人が出たときは応募が殺到するため、求人に出たらすぐに埋まってしまったり非公開での案内が主流となっています。
個人で探している状況では求人が少ない、もしくは見つからないのです。
採血バイトを獲得するためには、転職・求人サービスに登録し担当者に募集が出たら知らせてもらうようにしておく必要があるようです。
採血バイト非公開求人を探すコツ
採血バイトは人気の求人なので、転職サイトの非公開求人に含まれていることが多く、一般求人では見つけることができません。
いくつかの転職サイトに登録して非公開求人をいつでもチェックできるようにしておきましょう。
1社だけでなく3~4社を登録しておくことで、採血バイトや非公開求人が多いサイトを見つけることができます。
求人が毎日更新される転職サイトもあるので、常に情報をチェックすることが大切ですよ!
時給が高い採血バイトBEST3&口コミ
1位 治験|時給2,000円~
治験でのバイトは時給が高く、地方でも2,000円程度となります。
非常勤の週2~3日、1日2~3時間といった雇用形態でも、月に5万~8万円稼ぐことができます。
時給だけでなく倍率も高いので、求人には載りにくい傾向にあります。
体力を使わない割に給料が高いので良い!(34歳)
治験バイトが病院と大きく違うと感じたのは、肉体労働の少なさです。
被験者の皆さんに感想を聞いてカルテに書いたり、体調の変化を見たりするのが主な仕事。
そのため、病院のように走り回ることが少ないはメリットだと思います。
ただし、治験バイトは倍率が高いのでなかなか入れないですね。
そのかわりに一度勤務に入ると、またお誘いしてもらえるので本当にオススメです!
土日休み、残業なし、高時給!(42歳)
治験は企業就職なので、土日が休みなのはすごくありがたいですね。
特に治験は行う日程が決まっているので、フルのバイトでも休みがしっかりあります。
診察の立ち会いが多くてサポート業務が多いです。
急を要することも少ないので、ある程度の経験があれば採用してもらえますよ。
2位 大型総合病院や大学病院の採血室|平均1,400円~1,900円
採血とはいえ、やはり雇用主が大きな病院であれば給料は高くなります。
平均は1,400~1,900円と高給です。
ただし大きな病院の外来は患者数が多く、採血室とはいえ忙しく管理も大変ということは覚えておきましょう。
採血スキルは1回身につけると転職に有利になる(29歳)
総合病院の採血ルームにバイトで入りました。
バイトに入った当初は採血慣れしていなくて、1日に50人以上を採血するのですごく大変でしたね。
でも、慣れれば慣れるほど楽になるバイトなのですごく良いですね。
残業なしで時給が1,500円以上だったのでオススメですよ。
大きな病院で採血バイトの経験していたら、他でも採用されやすいです。
すでに3回連続で短期の採血バイトに入っています。
採血ルームは楽ですね(48歳)
結婚前に一般病院の採血担当だったので、短期で大学病院の採血ルームに採用されました。
採血ルームは短時間決戦なので忙しい日はすごく忙しいです。
ただ、その分外来よりも時給が高いです。
がっつり稼ぎたい方は良いですよ。
3位 献血ルーム・献血車|時給1,200円~1,900円
時給は平均1,200~1,900円です。
場合によっては、採血室よりも高いのでは?と思われるかもしれませんが、採血ルームは出勤日により時給が異なります。
平日は1,200円で土日祝日は1,700円など、平日の勤務は安く設定されています。
献血車の場合は移動時間も時給に含まれるため、稼働時間よりも多く稼げます。
ただし、行き帰りの時間が決められていることもあるので、労働条件には注意してくださいね。
献血ルーム、意外と長く働けますよ~(40歳)
赤十字社の献血ルームに短期のつもりで入っていました。
でも、シフト勤務なのでちゃんと休みも取りやすいですし、慣れると楽です。
移動に時間がかかるときもありますが、その間はひたすら資料読み込みです。
ですが、この移動も時給が出るのでむしろラッキーです。(笑)
外での仕事も気分転換に良いですよ。
シフト制&夜勤なしなので副業に良し!(28歳)
友人にすすめられて副業には入りました。
病院とは環境が違うので、慣れるまでは大変でしたね。
でも、慣れたらシフト制だし忙し過ぎないなど、割と楽なんですよね。
そのため、転職が決まったときにも副業として続けることにしました。
結構人手不足なので、シフトに入りやすいので副業にもオススメです!
求人が多い採血バイトBEST3&口コミ
1位 献血ルーム・献血車
やはり募集が多いのは採血バイトの人数が必要な献血ルーム。
献血ルームは病院と違って土日も夜まで空いていますし、休みは年末年始のみです。
そのため人員が不足していて常に募集している所もあります。
献血車はイベント時や血液の不足する夏季の献血月間に募集が増加します。
献血車に入れる人は採用されやすいですよ(36歳)
献血室希望だったのですが、採用の時に「献血車にも乗ってもらえますか?」ってきかれました。
実際に入ってからも、献血車はあまり入りたくないみたいで人気ないですね(笑)
でも、献血車OKなら特に採用されやすいです。
年齢層が高くても雇ってくれてありがたい(47歳)
この年齢になって夜勤がキツいので、日赤の献血に応募。
すぐに採用されましたが、勤務してみて驚き!
結構年齢層が高いんですよね。(うちは平均40歳くらい?)
なので、いくつになっても働ける所だと思いますよ。
献血専門の職場としては求人が多い方だと思います。
2位 健診センター
健診センターは採血のバイトの募集が割と多いので募集がよく入ります。
医師会や健康総合センター、事業団の巡回採血の募集など幅広く募集されています。
ただし健診センターの場合は公的な臨時職員と同じ時給となり、低時給な傾向にあります。
時給は1,000~1,300円、地方では800円の所も。
採血をしない人と比べても時給100円が上乗せされる程度です。
健診の募集は採血よりも他の仕事が人気であるゆえんはここにあります。
期間限定採用で働きました(31歳)
市の健康診断で採用されて入ったことがあります。
ちょこちょこ募集しているのですが、人気があるのか短期なのに事前面接あり!
求人数は多かったのですが、受ける人も多いので早めに情報入手しておいた方が良いです。
一度入るとお声がけありになることも(43歳)
子供がおおきくなったので、復帰代わりに2週間の健診バイトに入りました。
終わった後に、「秋にも健診があるので、良かったらまたお願いします」と教えてもらえました。
時給は安いですが、楽なので身体の負担にもなりませんし、期間限定で気楽です。
他の地域の健診バイトも探しています~。
3位 病院の採血室
病院の採血室はたまに正規でのパートとして募集が出ます。
採血室は非常勤やパートだけで成り立っている病院も多いため、看護師が不足しがち。
定期的な募集も多いですが、中には「外来」として募集されていることもあります。
外来診療から転身しました(39歳)
外来診療でバイトをしてきたんですが、病院からすすめられて採血ルームに入りました。
残業が少ないので、ほとんどが非常勤で成り立っています。
採血以外の時はカルテ整理などがほとんどなので、外来より立ちっぱなしの時間が少なくなりました。
外来のときよりも時給が200円上がりましたね。
採血室は探せば意外と短期スタートの求人がある(38歳)
夜勤のないところが良かったので、採血室希望していました。
5ヶ月くらい見つからなかったので、派遣をしていました。
しかし、1ヶ月短期での採血室が求人サイトから募集されたと連絡が!
結局そのままパートとして就職することになりました。
忙しい時期の短期からのスタートによる採用は多いですよ!