仕事を辞める場合は、就業規則に○日前までに伝えれば良いと書かれていても、
なかなか思うようにいかないもの。
人手不足だとなおさらですよね。
飛ぶ鳥跡を濁さず…綺麗に職場を辞めるにはどうしたらいい?
転職をする際、なんといっても気になるのが「どうやって職場を辞めるのか」です。
医療業界では慢性的な看護師不足に陥っていることもあり、就職するのはわりと簡単でも、辞めるのは本当に難しい…ということが多いそう。
「辞めないで」と引き留められてしまうと、それ以上は言い出せないという人もいますよね。
いろんな思いがあって退職を決断したとしても、お世話になった職場ですから「あまりことを荒立てず、綺麗にやめていきたい」という気持ちの人は多いのではないでしょうか。
では、どうやったら角を立てずに辞められるのか?について考えていきましょう。
本音と建て前
何かしら不満があり、辞める場合が大半です。
満足していれば、やむを得ない事情でない限り辞めませんよね。
ただし、辞める理由にその不満を前面に出すのは、NGです。
次の職場の面接時に、必ずといっていいほど、前職の退職理由をきかれます。
- 人間関係がうまくいかず…ここではうまくやっていけるんだろうか?
- 給与が…スキルに見合ってたんじゃないの?
- 勤務体制が…うちも人手不足だからね~。
なんて思われかねません。
それなら、適当に答えておけばいいんじゃない?と思われるかも知れません。
でも広いようで狭いのが、医療業界。
意外なところで繋がりがあったりします。
元同僚の先輩や後輩がいるなんてことも…。
そのため退職理由は前向きな内容にしておいた方が、
後々のためになります。
同じ内容を伝えるのであっても、言い方ひとつで受けとめられ方も違ってきます。本音と建て前をうまく使い分けるのがポイントと言えそうです。
今の職場にはない診療科目で働いてみたい
総合病院であっても、すべての診療科目があるというわけではなく、「眼科がない」「皮膚科がない」というところもあるでしょう。
個人病院は、それこそ「内科のみ」「耳鼻科のみ」でひとつの診療科目に特化していることが多いです。
なので、辞めたい理由を「ここにはない診療科目で働いてみたい」にすると角が立ちにくいかもしれません。
- 内科で働いている ⇒ もっと子供たちと触れ合える小児科で働いてみたい
- 他の科で経験を積んで、看護師としての実績を積んでみたい
など「ここにいては得ることができないものを得てみたい」を理由にしてみてはいかが?
実際、ずっとその場所にいては得ることができないスキルというものも存在しますからね。
家庭の事情を出す
「どうしようもない家庭の事情で辞めなければならない」という理由も辞めやすくなります。
- 介護をしなければならなくなった。
- 結婚をしたいが、相手が遠方に住んでいるのでそちらに行きたい。
- 子供が欲しいので、妊活をする時間が欲しい(もっと負担が少ない仕事がしたい)。
などの理由だと、「仕方がない」で納得してもらえることも。
もちろん嘘をつくことはいけませんが、辞めたい理由と言うのは「スキルアップをしたい」「もう少し自分のライフスタイルに合った仕事をしたい」などというものであることも多いですよね。
なので、自分が考えている理由にできるだけ沿った形で、相手にも納得してもらえるような理由を考えてみるといいのではないでしょうか。
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